キリング・フィールド (角川文庫 (6156))

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感想 : 3
5

2017年1月24日読了。70年代のカンボジア、反政府・反アメリカ軍事組織のクメール・ルージュが勢力を伸ばす中、現地で報道を続けるシャンバーグら記者たちと、現地の通信技師プランの苦闘と友情。実話を基にした劇作品とのこと、道理でノンフィクションにしては表現がドラマティックすぎる気がした。多数のカンボジア人が殺戮された「キリング・フィールド」の話など、正気の沙汰とは思えない・現実にあったこととは思えないが、集団になった時人間とはこれほどの愚かな行為ができるのか…。またカンボジアの内乱には米中ソの政治的思惑も原因として大きく関わっていた、ということが理解できた。終盤、プランを脱出させようとする記者たちの奮闘と、脱出を目指すプランと同行者に起きた運命には、泣いた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2017年1月24日
読了日 : 2017年1月24日
本棚登録日 : 2017年1月24日

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