挫折し続ける初心者のための最後のジャズ入門 (幻冬舎新書 な 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2007年1月1日発売)
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感想 : 15
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2014年6月28日読了。中山康樹によるジャズ入門書。ジャズ入門というより、「いかにして『ジャズ道』に邁進するか・駄目なら諦めることも選択肢」とするある意味で厳しい(半分冗談ではあるのだろうが)「道」を説く本。「ジャズとは怖いものである・怖くなければ世の中にコレほど多くの『ジャズ入門書』が存在するわけがない」「入門用の口当たりよいやさしいジャズを初心者に聴かせて『ほおら、こわくないでしょう?』などと洗脳しようとするのはジャズマニアの悪意なき罪だ」などいかにも著者らしい言説が並ぶが、確かにシャレッとしたスタンダードナンバー(それ自体諸説あり)をいくら聴いても他のジャズを聴きやすくはならないし、ジャズファンにはなれない。難しかろうと敷居が高かろうと、本物のジャズを集中して何回も徹底して聴きこむことでしか、ジャズを理解することはできない、ということか・・・。考えてみれば、ロックであれポップスであれ「数曲聴いただけで理解したい」なんておこがましい発想だもんな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年6月28日
読了日 : 2014年6月28日
本棚登録日 : 2014年6月28日

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