『ここは、鏡のようなものかな』
仮想空間、ボードをそう例えるイタカ。
魔術ギルドの少女とイタカとの会話が、心に沁みます。その後のイタカの行動にも。
大きな災難を回避したようにも思えますが、さらにボード・タランテラへの注目は高まるばかり。主軸の登場人物の内面が、大分見えてきたのではないでしょうか。
人の心の内面と、その繋がりの描写に惹かれます。まだまだ不穏な空気があることは、否めないのですが。
細く、弱そうでありながら、この世界で最も丈夫な繊維で出来ている蜘蛛の糸。人との繋がりに例えられるそれ。
クロエさんが、不思議…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心理学 / 精神医学
- 感想投稿日 : 2008年8月2日
- 読了日 : 2008年8月2日
- 本棚登録日 : 2008年8月2日
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