健康で文化的な最低限度の生活 (6) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2018年1月30日発売)
3.98
  • (20)
  • (46)
  • (16)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 403
感想 : 34
5

借りたもの。
この巻で重点を置かれているアルコール依存症問題。
病識の無い依存症患者と、酒に依存する姿勢の理由を端的にまとめてあった。

アルコール依存症の問題を良く知らないえみるが手探りで医療につなげようと奮闘する。
それは理詰めや情に訴えるような手段であることに不安を感じる……効果的とは言い切れないから。
これはアルコール依存症を知らない人の、医療につなげる方法を知らない、ごく普通の反応。

ようやく医療と自助グループにつなげることができたが、就業した先が居酒屋で、案の定、結局再飲酒してしまい逃亡する……

しかし、家族にまで見限られている人間の、その手を掴むえみるの描写が情に訴えるようなものでありながら、ケースワーカーとは何かを端的に表していると思った。
それが「健康で文化的な最低限度の生活」なのか、色々思うところがある。

その中で、以前担当した生活保護受給者が受給を打ち切り、再び就業し明るい表情で働いている姿に、希望を見る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月12日
読了日 : 2020年7月12日
本棚登録日 : 2020年7月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする