“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)

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本棚登録 : 2197
レビュー : 174
著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
亜綺羅さん  未設定  読み終わった 

武者小路実篤『友情』がモティーフ。
男同士の友情と1人の女を巡る葛藤は、過去の幼い2人の少女の少年を巡る悲しい物語ともリンクする。
「恋と友情」
古今東西、男女の三角関係の苦悩の物語は普遍だ。罪悪感に繋がり、翻弄される当事者。その姿は滑稽な愚者か?
そして主人公・井上心葉の過去の苦悩ともやはり”繋がり”、登場人物おのおのの苦悩が共鳴する。
しかしその物語を“読み解く”ことで読み手は過去と未来の罪悪感と苦悩から解放され、新たな一歩を踏み出せる。
悲劇的に終わらず、希望を示唆する遠子先輩、作者に感嘆してしまう。

レビュー投稿日
2011年11月18日
読了日
2011年11月18日
本棚登録日
2011年11月8日
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