英国ゴシック小説の系譜

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会 (2013年3月23日発売)
4.00
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 2
3

借りたもの。
ジャンルとして認知された“ゴシック小説”の定義と歴史について、英国のものに関してまとめられた本。読みやすい。

日常から離れた場所、秘密の保持と暴露、自己と他者の視線――
物語の主人公たち(とそれを読む読者たち)はそれら異界、異質なもの(非日常)に遭遇し、その異常事態を理性によって解決し、日常へと帰還する。
それは通過儀礼であり、自己の確立を促すものではないだろうか?

それは推理小説、怪奇小説にも影響を与え、脈々と受け継がれ、現代の映画・コミックにも影響を与えている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世紀末
感想投稿日 : 2013年9月9日
読了日 : 2013年9月9日
本棚登録日 : 2013年7月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする