巻き添えをくって犯人にされてしまった青年の無罪を晴らしようのないもどかしさ。観客はすべてわかっているんだけれども、登場人物がすれ違いばかりで、観客の期待に応えてくれないという、昔のメロドラマのノリでした。<BR>
真犯人の狂気も人間離れしていますが、警察の情報操作なり、マスコミの影響で、ほとんど誰もが無実の可能性に目をつむってしまうところに、本当の恐ろしさを感じました。<BR>
2006/1/11
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2006年1月11日
- 読了日 : 2006年1月11日
- 本棚登録日 : 2006年1月11日
みんなの感想をみる