東京大学「80年代地下文化論」講義

  • 白夜書房 (2006年7月1日発売)
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感想 : 15
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80年代後半生まれながら80年代のことは知らない自分。
物心ついたときに既にあったものに対して、まあそういうもんでしょという、あって当たり前みたいな感想しか持てなかった。例えばJRはJRでしょ?(国鉄知らない。)とか。というか、そもそも興味を持ったりすることもなかった。だけど最近、自分の周りにあるものってそもそも何であるんだろう?いつからあるんだろう?と思うようになった。それは、そういうものがあって非常に便利だという反面、なんか邪魔くさいというか、むかつくというか、なんか愛着がもてないなと感じるようになったから。80年代はスカだったと言われても、東京ガールズブラボーの最後にあった、{でも、「あたし」には}のようなものがきっとピテカン周辺の人にもあったのでしょう。今の自分が無いと思ってるのはそれかもしれないなと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: History歴史
感想投稿日 : 2009年11月12日
読了日 : 2009年11月12日
本棚登録日 : 2009年11月12日

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