テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」

3.85
  • (16)
  • (23)
  • (19)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 303
レビュー : 27
著者 :
やこさん  未設定  読み終わった 

「テクノロジー思考」とは、テクノロジーが支配的な立場として世界に強い影響力を与えている事実に焦点を当てた思考アプローチのこと。この本は筆者が普段実践しているテクノロジー思考を持って世界を眺めるプロセスをまとめたもの。
テクノロジーが世界に与えてきた影響、米国・欧州でのデータ資本主義に対する議論、インド・中国のテクノロジー革命とスタートアップ育成の動向がきれいにまとまっている。

・「イノベーションか、死か」、「テクノロジーか、死か」そういう時代を今、我々は否応なしに生きている
・イノベーション至上主義と過剰流動性によってスタートアップブーム、ユニコーンブームが生じた
・地方の都市化よりも早く、テクノロジーが地方に行き渡る。世界のテクノロジーリーダー達は、地方が都市化されるよりも前に、自ら地方に出向いて行ってその経済圏を獲得する競争(テクノロジーの地方革命)をしている。
・世界の優良企業はテック/ノンテックに関わらず、軒並みインドでR&Dとイノベーション探求に着手している。
・世界がグローバリズムとテクノロジーの二輪駆動で成り立つ現代社会において、マネジメントで最適化された人種はインド人。これは、インド移民の人的ネットワークとインドのテクノロジー教育によるもの。
・地理的意味において、米中印はその他の国とは別格。大国かつプライメイトシティを持たない国家というのは地球上でこの三大国の他にない。
・目的を持たないものを人はテクノロジーとは呼ばない。目的という抽象と、法則性と再現性を獲得した物質や物理現象という具体の融合こそがテクノロジー。

レビュー投稿日
2020年5月30日
読了日
2020年5月30日
本棚登録日
2020年5月30日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『テクノロジー思考 技術の価値を理解するた...』のレビューをもっとみる

『テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」』にやこさんがつけたタグ

ツイートする