もっと早く知っていれば、この人のコラムを追っかけて溜飲を下げていたのになと思う。
これが遺作となるとは。
内田樹との共著で名前を連ねていたので、時々読んでいたが(今「読ませてもらった」と思わず書きそうになった!小田嶋さんに叱られる)
フェミニズムに関する率直なエンパシー。あー、この人は賢い。2021年4月2日付の新聞で読みたかった!
女性として、わかってくれてありがとう、書いてくれてありがとうとと言いたい。
そうなのだ、まさしく「ユーモア」の呪縛なのだ。
そんなのは本当のユーモアじゃない、ただのイジワルで、揶揄で、狭い視野の笑いに過ぎないのだけど。
その自称ユーモアに、女性は、さらされてきたのです。わかってくれてありがとう小田嶋さん。
足が太い、嫁に行き遅れる、器量が悪いと小突き回され、「山の神」は口うるさい、ケチだ、太ったと、笑われて、言い返すと「ユーモア」がわからないと罵倒される。
書いてくれてありがとうございました。
亡くなるの早過ぎです。
もっと読みたかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月5日
- 読了日 : 2022年11月5日
- 本棚登録日 : 2022年11月5日
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