滝本はいつの間にか 自分が泣いていることに気が付いた
それは怒りか悲しみか あるいは黒川に対する同情の涙であったのか 彼自身よく分からなかった
ただ滝本は考える もしも時運が黒川のような男と目の前で対峙したとしたら
その時自分は 迷いなく彼に伝えることができるだろうか?
“それでもあなたは間違っている”と―
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
5巻以内
- 感想投稿日 : 2008年5月18日
- 読了日 : 2008年5月18日
- 本棚登録日 : 2008年5月18日
みんなの感想をみる