うそつき、うそつき (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房 (2017年10月19日発売)
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本棚登録 : 81
感想 : 6
5

嘘発見器を身につけることが義務となった国で、その首輪を外す仕事をしながら生きる少年フラノ。さまざまな人との出会いから自身と制度の秘密を知ることに。
首輪除去の成功と、時には残酷な失敗を重ねていきながらも最後は必ず成功すると思ってたら...!!人間の弱さ、臆病さ、愚かさそしてそれによる愛おしさが浮き彫りになって感じられた。フラノの淡々とした文章で綴られる生への渇望と、それが叶わない結末が静謐さを醸し出すラスト。子どもの頃読んでたらビリビリに本を破いていたかも知れないけれど大人になった今だとその余韻が好みだったりもする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年7月23日
読了日 : 2021年7月23日
本棚登録日 : 2021年7月23日

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