承認欲求―「認められたい」をどう活かすか?

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本棚登録 : 278
レビュー : 23
著者 :
accoさん 人材育成   読み終わった 

認め合う職場、認められる仕事ができるとはなんなのか。仕事について悩んでいる時にある先生が勧めてくれた本です。自分はちょっと人と違うと思われたい、そんな感情をどう表わしたらいいのか、自分の普段の仕事のやりがいとフラストレーションの原因が何なのか、ラベリングをしてくれるような気がしました。風通しの悪い職場、社会の中で自分が自分としてどう生き残るのか、認められるのか。

日本人の「承認欲求」を書いた本。“表の承認”と“裏の承認”という二つに分け、表は自己効力感、裏は被統制感によって分類されている。従来の日本は裏の承認、つまり出る杭は打たれる的な部分が強かったが、その例外的な地域についても書かれている。
そこに時間軸が入り、短期的な承認と長期的な承認により、日常を認められたいのか、キャリアを求めたいのかが変わってくる。日本人はキャリアを求める人は少なく、日常を認められたい傾向にあるよう。その日本人の特徴を押さえれば離職率を減らせ、よい職場を作れるのではないか。

表モードに切り替える文化を作る方法→ボトムアップ型の承認である事がカギ
そのためには「個人を表に出す文化」「失敗を責めない文化」「自己決定の文化」を作る。
① 名前を出す:企業の中での仕事であっても、個人の業績とともに名前を表に出す事。
② 仕事のプロセスの公開:個人の名前が出せなくても仕事ぶりや仕事のプロセスを公開。
③ ほめ合う文化作り
ただし評価をすることが諸刃の刃であることも注意。

閉鎖的な「裏の承認」の文化の中で生き残って承認される方法は「周囲といかに“ずらす”か。」
① 目的をずらす:生き方や価値観にかかわるので容易ではないが。譲れるところは譲る
② ルートをずらす:目標・目的は同じでもそこへ至るルートを変えることで競合を避ける
③ 売りをずらす:独自の売りを作る事
④ 場所をずらす:領域や専門の違う所で仕事を生かす
⑤ 時間幅をずらす:日常ではなく、長期的なキャリアの承認を望む日本人が少ないため

レビュー投稿日
2013年6月23日
読了日
2013年6月23日
本棚登録日
2013年6月22日
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