東大式 絶対情報学

著者 :
  • 講談社 (2006年3月23日発売)
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感想 : 14
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2008/8/14
東京大学の1年生の必修科目である「情報」の授業での筆者の講義におけるカリキュラムが紹介されている。正直なところ,筆者の言う絶対情報感という概念が明確にとらえられていない(キーワードっぽく出てくるくせに明確に定義されていないし,第○人称とかそれっぽい言葉を並べただけのような感じで理解しにくい)。この本で一番大事なのはp224,225の見開きのチェックリストだと思う。「自ら感じ,自ら調べ,自ら学ぶ」「ジャンルや内容,自他の立場などを超え」「時間と空間を超えたグローバルな観点で,自分自身を客観視できる」「表層で思考停止せず,本質を見抜く習慣」「根拠を持って正しいと確信したことを実行する習慣」。最初の3つがそれぞれ第1〜3人称の情報感として想定されている能力のようだ。残りの2つは情報に触れた後,どうすべきかという事が示されている。

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感想投稿日 : 2008年8月20日
本棚登録日 : 2008年8月20日

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