ブラック・アゲート

著者 :
  • 光文社 (2012年2月18日発売)
3.27
  • (7)
  • (42)
  • (65)
  • (16)
  • (2)
本棚登録 : 268
感想 : 59
4

SFのイメージが強い作者だが、本作は離島脱出モノのサスペンス。
登場人物ひとりひとりが知的で、その行動や思考に共感を覚える。悪役を単なる悪役で終わらせない描写もよかった。

現実にありそうなリアルな災厄。
ちょうどブラックライダーを読んだ後で、同じく人間に寄生する虫が重要キーワードだったのが印象的。
そう、やっぱり一番怖いのは人間なのです、はい。
割とあっさりとしてて、読みやすい1冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年4月3日
読了日 : 2014年3月31日
本棚登録日 : 2014年4月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする