SFのイメージが強い作者だが、本作は離島脱出モノのサスペンス。
登場人物ひとりひとりが知的で、その行動や思考に共感を覚える。悪役を単なる悪役で終わらせない描写もよかった。
現実にありそうなリアルな災厄。
ちょうどブラックライダーを読んだ後で、同じく人間に寄生する虫が重要キーワードだったのが印象的。
そう、やっぱり一番怖いのは人間なのです、はい。
割とあっさりとしてて、読みやすい1冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年4月3日
- 読了日 : 2014年3月31日
- 本棚登録日 : 2014年4月2日
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