夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)

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本棚登録 : 1264
レビュー : 151
制作 : Kazuo Ishiguro  土屋 政雄 
adagietteさん 小説   未設定

読書感想文を書いておこうと思ったキッカケが、カズオ・イシグロの“私を離さないで (Never Let Me Go )” だった。
日のなごり、わたしが孤児だったころ、と読んだが、どれも深い哀しみというかモノノアハレというか..........

この短編集も同じように、心の底に積もり溜まっていく感情が描き出されているようだ...................が、なんだかカタログを見ているように味気ない。

Crooner: ヴェネチア、サンマルコ広場で、共産圏出身の楽師が憧れのアメリカ人老歌手に出会う。再起を期する老歌手は愛妻との旅行中

Come Rain or Come Shine: 万年英会話教師の中年男が、成功している友人夫妻をロンドンに尋ねる。ところが夫妻の間柄はガタガタ...

Malvern Hills: 売れないミュージシャンは実家でカフェをやっている姉夫妻のところに居候中

Nocturne:  全く芽のでない中年サックス奏者が、人生変えるために整形手術を受ける。Croonerに出てきた老歌手の妻が登場する。

Cellist: 舞台は再びサンマルコ広場(と思われる)7年前に広場でみかけた駆け出しのチェリストの一夏での変容

翻訳は 私を離さないでと同じく、土屋政雄氏。
翻訳本であることを感じさせない。
肝心の音楽を読み手の自分が知らないのが問題なのかもしれない。

レビュー投稿日
2017年10月6日
本棚登録日
2009年6月10日
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