インドの地方を舞台にした少年の成長物語。
少年を支える家族と、見守る先生たち、あたたかい登場人物に囲まれるところが、やはり児童書の安心して読めるところ。
労働者の父親、文字の読めない姉、学校に通わず働く友人。
そして女性は学ぶ機会も少なく、食事すら男性のあと。
インドの社会や文化がちらほらと描かれてるけれど、日本の子どもたちは、これをどこまで理解できるのか。近年は、マララさんの活動もあり、そういう事情を分かる子もいるかとは思うけれど。
個人的には、林先生の「勉強は贅沢」という言葉を思い出しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学【9】
- 感想投稿日 : 2018年6月20日
- 読了日 : 2018年6月20日
- 本棚登録日 : 2018年6月20日
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