タイガー・ボーイ (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち)

  • 鈴木出版 (2017年6月23日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 9

インドの地方を舞台にした少年の成長物語。
少年を支える家族と、見守る先生たち、あたたかい登場人物に囲まれるところが、やはり児童書の安心して読めるところ。

労働者の父親、文字の読めない姉、学校に通わず働く友人。
そして女性は学ぶ機会も少なく、食事すら男性のあと。
インドの社会や文化がちらほらと描かれてるけれど、日本の子どもたちは、これをどこまで理解できるのか。近年は、マララさんの活動もあり、そういう事情を分かる子もいるかとは思うけれど。

個人的には、林先生の「勉強は贅沢」という言葉を思い出しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学【9】
感想投稿日 : 2018年6月20日
読了日 : 2018年6月20日
本棚登録日 : 2018年6月20日

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