北斗 ある殺人者の回心 (集英社文庫)

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本棚登録 : 631
レビュー : 78
著者 :
Ag44さん 小説   読み終わった 

この本は、主人公「北斗」の生い立ち部分、殺人に至る過程、スリリングな裁判劇と、サブタイトルにある「回心」が見事に書かれています。
主人公の北斗は、幼少期に両親から虐待を受けながら育ち、人の愛情を知らない少年に成長します。そんな中で児童相談所から里親を紹介され、一緒に暮らすようになり、ひと時の幸せを手に入れます。
しかし、北斗を引き取ってくれた里親は末期癌とわかり、北斗は知らず知らず医療詐欺にお金を使ってしまいます。
ついに里親は死亡したところで、北斗は自身を殺人者へと駆り立てていきます。しかし不運なことに、医療詐欺の首謀者を直接殺害することができず、無抵抗な人を2人も殺しています。
北斗は、警察に捕まり、取り調べを受け、独居房での生活を強いられ、裁判を迎えます。
裁判はとてもリアルに書かれており、裁判官、検察、弁護人の激しいやり取りも読みごたえのある作品です。

レビュー投稿日
2016年7月7日
読了日
-
本棚登録日
2016年5月23日
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