Fiesta: The Sun Also Rises

  • Arrow Books Ltd (1994年8月18日発売)
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感想 : 2
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【概要・粗筋】
第一次大戦後のパリ、新聞社勤務の「私」は、元ボクサーで作家のロバート、作家志望のビル、かつての恋人で奔放なブレット、そして、その婚約者で破産した酔っぱらいマイクとつるみ、あてもなく酒とパーティの日々を過ごしていた。パリ、スペインを舞台に日々刹那的に生きる若者姿を描いた青春小説。


【感想】
この小説は、”ヤリマン”ブレットと、彼女を巡る男たちが姿が中心に描かれている。ロバートは彼女の後をつけ回し、婚約者のマイクはいつも酔っぱらっている。しかし、ジェイク(「私」)だけは、ブレットのことを今も愛し、彼女の世話を焼きつつも、一歩引いている。なぜなのかわからなかった。しかし、読了後この小説のことを調べてみたら、ジェイクは戦場での負傷で性的不能になったという設定だったことが判明した。この大事な設定を読み落としていた。このことを踏まえているか否かは、この小説の感じ方・とらえ方に影響しそうである。いずれもう一度読み直す必要があるかもしれない。

洋販はこの小説の英文のレベルはTOEIC600点以上としている。この判定は適当である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2011年6月19日
読了日 : 2007年2月
本棚登録日 : 2011年6月19日

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