エキセントリックな母に育てられた作家ガープの話。上巻はガープが作家になり、結婚して二人の子供を授かる30歳ぐらいまでが描かれてる。
同著者の『サイダーハウス・ルール』を一章で挫折したものの、本作品で再チャレンジ。『サイダーハウス・ルール』とは打って変わって、数ページ読んだだけで作品に引き込まれてしまった。風変わりなガープの母ジェニーの言動と随所に入るガープの突っ込み、その他の豊富なエピソードに終始笑っていた。
最初の100ページぐらいで、この作品は凄いかも!?と思うようになった。そして、一気に読み終えたいという気持ちと、読み終えるのが勿体ないという矛盾した気持ちをうちに読み進めた。
さて、下巻はどのような展開を見せるのだろう。凄く楽しみ。
☆x4.5
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2011年6月19日
- 読了日 : 2006年7月21日
- 本棚登録日 : 2011年6月19日
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