青い眼がほしい (ハヤカワepi文庫 モ 1-1)

  • 早川書房 (2001年6月15日発売)
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本棚登録 : 1608
感想 : 91
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白人のような青い眼がほしいと日々祈る薄幸な少女ピコーラの悲劇を主軸に、ふたりの姉妹の目を通して、黒人社会における人種差別のあり方を描く小説。

この作品を読み終え、再度冒頭の一文、「秘密にしていたけれど、1941年の秋、マリゴールドはぜんぜんさかなかった」を読むともの悲しくなる。けれども、絶望を感じさせないところが救いかな。

メッセージ色は強く重たい話だけれど、面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2011年6月19日
読了日 : 2006年8月14日
本棚登録日 : 2011年6月19日

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