飯田茂実『世界は蜜でみたされる: 一行物語集』に触発されて読んでみた。やはり一文だけで紡がれた掌編集。飯田の物語が、その一文の前、そして一文の後ろに無限の時空が茫漠と拡がり、そこにあるものを想像してしまうのに対し、こちらはその一文だけですっくと屹立し、独立した世界を構築している作品が多かった感じがする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
幻想小説
- 感想投稿日 : 2024年11月12日
- 読了日 : 2024年11月12日
- 本棚登録日 : 2024年11月12日
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