黄泉がえり again (新潮文庫)

  • 新潮社 (2019年2月28日発売)
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本棚登録 : 225
感想 : 24
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オイラは映画「黄泉がえり」をきっかけに小説2作を読んだんだけど、映画が原作を越えていたという感想だ。理由ははっきりしている。竹内結子が主演だったから。ラストで草彅剛が演じる平太が竹内結子が演じる葵を抱きしめようとしたその時に葵が消えてしまう。想いが通じたときに二人は本当の別れを迎えるという切ないエンディングだ。竹内結子が出演した映画の多くを観てきて、なんでこの人は天国にいってしまう役が多いのだろうと思っていた。黄泉がえりがあるのであれば、竹内結子の新しい映画を観たい。あの笑顔、また観たいな。「もう一度会いたい」と思われた人や生き物だけが黄泉がえるって、考えたらきっと優しい世の中なんだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月11日
読了日 : 2023年6月4日
本棚登録日 : 2023年4月29日

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