こゝろ (角川文庫)

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本棚登録 : 4398
レビュー : 511
著者 :
きーちゃんさん  未設定  読み終わった 

今更ながら、ちゃんと読んだ。
前回は学生だったから各々の気持ちに入りきれず、挫折。

30歳を過ぎて改めて読んだ今、ものすごく面白くて濃かった。千円札の人、すごいよ!!!こんな傑作を書いたなんて。

後半の先生の遺書の稿、先生が友人のKに対して抱く嫉妬や焦燥感、出し抜いてやろうー。という気持ちは、誰しもが一度は思った事があるのではないだろうか(恋愛に限らず)
先生は、そんな人間なら誰しもが抱く欲や感情に負けた。
そしてKはこの世界から去った、先生の前からも永遠に。

この物語は、芥川龍之介と同じように人間のエゴや過去の罪を背負って生きる人間を丁寧かつ、詳細に書き出している。

これからも多くの人に読んでもらいたい、1冊。

レビュー投稿日
2015年7月23日
読了日
2015年7月23日
本棚登録日
2015年7月17日
3
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