横道世之介 (文春文庫)

4.08
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本棚登録 : 4472
レビュー : 577
著者 :
きーちゃんさん  未設定  読み終わった 

ものすごく、ものすごく面白かった。
面白かったけれど、物語が終わりに近づくにつれて、ページを捲るのが惜しくて、惜しくて。。。1ページ、1ページ、1行、1行を大事に大事に読んだ。

主人公の世之介、ちょっと抜けてる、お人好し、押しにも弱いし、ちょっと頼りないし、肝心な所でドジ踏む。
でも嫌味がないから憎めない。それはいつも明るく、笑顔だからだろう。(意外にも真面目な所もあるし)

世之介と出会った人々が交わす会話のシーン、ちょっとずつズレてたり、噛み合ってない部分があるのだがそれが漫才してるみたいでおかしな場面があって吹き出したり、声に出して何度も笑った。
物語の途中、途中に世之介と関わった人々のその後が書かれているのも良い。(恋人だったお嬢様育ちの祥子の現在には、驚かされたけれど。)

読み終えた後、甘酸っぱい気持ちで胸の奥がギュッと苦しくなると同時に心が暖かくなる作品だった。

余談で世之介くんが住んでいた花小金井、我が家から割と近場でわあー!ってなった(笑)

レビュー投稿日
2015年8月2日
読了日
2015年8月2日
本棚登録日
2015年6月30日
9
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