検察側の罪人 上 (文春文庫)

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本棚登録 : 881
レビュー : 71
著者 :
きーちゃんさん  未設定  読み終わった 

雫井さんの作品を読むのは、火の粉に続いて2作目かな。

少し前に、太田愛さんの書いた”幻夏”を読んでなぜ、冤罪が起こるのか?という流れを知ったが、これもそれと同じで検察側の人間が冤罪を作り出している。

本来ならば、法の下において正しい手順で裁判を迎えなければいけない検察官の最上が、自分の個人的な感情(正義感?)とエゴで暴走していく姿は正直、気分が悪い。だからと言って、ここに出てくる弓岡や松倉が良いのか。と言われれば当然、そんなはずはない。彼らも罪をおかした罪人なのだから。

読んでいて気持ちの良い小説ではないけれど、ページをめくる手が止められなくて上巻を一気に読んでしまった。下巻では、沖野と最上、そして松倉の関係性がどう変化していくのか先が気になるところである。

レビュー投稿日
2018年2月1日
読了日
2018年2月1日
本棚登録日
2018年2月1日
4
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