星か獣になる季節 (ちくま文庫)

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本棚登録 : 151
レビュー : 18
著者 :
aiirokaeruさん  未設定  読み終わった 

アイドルを好きな高校生の話。

帯に『未熟で身勝手でひたむきで切実で痛々しくて恐ろしくて…青春以外の何物でもない』『共感できるワケないのに「なんかわかる」ってなって怖い!!』と書かれてますが、その通りだなぁと感じる小説。
主人公の山城の視点で語られる、これは青春なのかと苦しくなる異常さと、続編と、あとがきと、読み終わったあとのタイトルがとても好きです。綺麗なものを全部混ぜたら濁ってしまったみたいなそんな文体とお話。



「俺は、まみちゃんのがんばってる姿を見るのが好きだったんだ。ステージの上で楽しそうに踊って、歌ってら俺だってがんばってるし、がんばって生きているつもりだったけれど、でも、ここに俺よりもずっとがんばって、それでいて楽しそうにしている女の子がいるんだと思ったら、好きになるしかもうなかった。俺は彼女ぐらい、がんばって、がんばって、せいいっぱい応援したいと思ったんだよ。彼女は、特別なんだ」

レビュー投稿日
2018年4月10日
読了日
2018年4月10日
本棚登録日
2018年4月10日
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