人生で1番好きな漫画になるかもしれない。
私の人生において、目標・理想となるような人を決めない代わりに内なる自分との対話をしながら道を歩んでいるのだが、
途中で「これでいいのか」「自分に否定される声がする」等と心から堂々と歩めない場面もあった。なんなら今もそうだ。
フジイは堂々としていた。
優しさと好奇心と行動力と社交性を持ちながらも変に自分を曲げることなく意志を貫いてる。孤高な人。
個性ある没個性。本人はただそこに在るように見えて、けれども周りはフジイから人生のヒントを得ていく。無論私も。
フジイ、『やりたい事リスト』を作った事はあるのだろうか。やりたい事リストも充実してそうだ。
フジイの台詞はどれも共感し染みるが、1番グッときたのは第一話の「なりたいものは不老不死(要約)」かもしれないな。どうしてかは分からないが、この台詞を見た瞬間私のなりたいものが定まった気がしたんだ。
フジイさん、あんたスゲェよ。心から人生楽しんでるよ。
無理やり輝かされてる訳でも輝きに目を潰されてる訳でも無い、それは穏やかで決して消えることの無い逞しき内側の輝きだよ。
この漫画の素晴らしさを語るには自分の文章は拙い。
それでも人生に納得いっている者もいない者も、1つの道標を見せてくれるこの漫画は一読する価値あり。と堂々と宣言させて欲しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
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書籍
- 感想投稿日 : 2024年2月25日
- 読了日 : 2024年2月25日
- 本棚登録日 : 2024年2月25日
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