戦争体験を経て戦後経済を牽引した経営者たちの話、中内功とケーズデンキ加藤社長の話が特に印象に残った。関西の経済団体の集まりで住友金属の重鎮の防衛論に反論したこと、阪神大震災の時には政府より早く災害対策本部を作り、店舗に商品をヘリで運び「暗闇は人に絶望をもたらす、店を閉めるな」と指示したこと。通信兵退役後、柱と屋根だけの家を借りてラジオの修理から店を起こし、顧客と社員大切にする経営を貫いたこと。
本は薄く、亡くなってる人も多いので、かなり物足りない。あと30年前に出版されていたらこの何倍もボリュームが増え、1冊にはとどまらなかったろうと思ってしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018
- 感想投稿日 : 2018年10月23日
- 読了日 : 2018年10月23日
- 本棚登録日 : 2018年10月23日
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