第51回日本児童文学者協会賞。
九州の田舎の女子高生・由香が主人公。一子相伝の陶芸家の家に生まれる。友達・絵里や弁論部の先輩、親戚、転校生などを通して、この町から出ることの意味を考える。
あとがきによると舞台は大分県日田市らしいが、九州弁が変な箇所が多くて、ちょいちょい読むのにひっかかる。

2018年6月10日

第27回横溝正史ミステリ大賞。
大資産家に住み込みで働くことになった女看護師・奈緒。遺産をめぐって実子たちと駆け引き。

2018年6月10日

読書状況 読み終わった [2018年6月10日]
カテゴリ 横溝正史賞

第140回直木賞。
千利休の生涯についての時代小説。利休の茶の湯へのこだわり、秀吉との確執など、こと細かに描かれている。
人物描写が細かくて理論的。あとがきで「火天の城」と同じ作者だと知って、なるほどと思った。

2018年6月10日

読書状況 読み終わった [2018年6月10日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月6日]
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 芥川賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞

第133回直木賞。
不思議なイイ話が6つ詰まった短編集。
表題作の「花まんま」は特に、ゾッとするような恐さを感じる瞬間もあるが、結末は妹を思う兄の気持ちが勝ってハッピーエンド。いい話。
「トカビの夜」「摩訶不思議」もほっこりする話。
子どもの時には見えていたものが、大人になると見えなくなる、そんな隠れたテーマがあるかのよう。

読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 直木賞

第131回直木賞。
常識はずれの精神科医の話。
表題の「空中ブランコ」など全5編からなる短編集。全部で5人の患者がこの精神科医のもとを訪れ、彼の破天荒な行動に振り回されるうちに、それなりになんとなく心の悩みが解決されていく。

2010年7月3日

読書状況 読み終わった [2010年7月3日]
カテゴリ 直木賞
読書状況 読み終わった [2018年5月6日]
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 芥川賞

第133回芥川賞。
幼い頃、預けられていた親戚から虐待を受けたタクシー運転手の話。
生き埋めにされた記憶が、結末のセリフに結びついて(決してハッピーエンドではないが)うまくオチが付く。

2010年7月17日

読書状況 読み終わった [2010年7月17日]
カテゴリ 芥川賞

第132回芥川賞。
冒頭は離婚したロリコン男が、近づくことすら許されない一人娘の誕生日にプレゼントを贈るエピソード。
後半は主人公が田舎に帰って文房具店で働いているところに、ひょんなことから小学生の女の子の演劇指導をするはめになってしまう話。

2010年7月8日

読書状況 読み終わった [2010年7月8日]
カテゴリ 芥川賞

第130回芥川賞。
女の子が舌にピアスを入れ、背中に刺青を彫る話。
女の子の彼氏は、からんできたチンピラを殴り殺してしまう。女の子は彫り師とアブノーマルなセックスを楽しむ。本名や素性を知らない者同士が、なんとなくのようで一途に生きている世界。

第130回芥川賞。
群れたがらない女子高生・ハツと、ファッションモデルに夢中なオタク男子高生・にな川の話。
ハツはにな川の家を訪れたりするうちに、彼を痛めつけたい衝動にかられる。青春小説のようで青春らしさがあまりなく、人付き合いに不器用な2人が意地を張りながら高校生活を過ごす。

2010年7月17日

読書状況 読み終わった [2010年7月17日]
カテゴリ 芥川賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 芥川賞

第127回芥川賞。
サラリーマンである主人公と、日比谷公園で出逢った女性の話。
2人は公園でよく昼休みに顔を合わせ、もう1人の公園の常連に声をかけたり、写真展に行ったりする。お互い名前すら知らないけれど、どちらも中性的な感じがして潔い。「公園ってそういうところ」という暗示のような気もする。
離婚したがっている知人夫婦、母親、元カノ、会社の先輩なども登場するが、主人公はいずれも深く干渉しない。でもたまにズバッと切り込んでくるシーンが出てきてはっとさせられる。小説全体を通してずっとそんな感じ。

2010年7月16日

第126回芥川賞。
団地に住む母子家庭が主人公。
母は働きながら、小学生の息子を育てている。母はたばこも吸うし、男と旅行に行ったりもするが、息子とうまくやっていこうと母親役を演じる。息子はいじめに遭いながら、母親に心配かけないように子ども役に徹する。
父子家庭とはまた違った親子関係に、危うくも深い絆が感じられ応援したくなる。

2010年7月28日

読書状況 読み終わった [2010年7月28日]
カテゴリ 芥川賞
読書状況 読み終わった [2018年5月5日]
カテゴリ 芥川賞
ツイートする