岡本綺堂の次に読んだ。綺堂のほうは長編が何篇か、だったけどこちらは短編数知れず。あ行、か行と無数の短編を酷く大雑把に分類し、そのあとに中篇数編という組み合わせ。なんでもその前半は日本怪談事典なのだとか。 江戸時代の農村の話の次に昭和初期の話へ飛んで、また江戸妖怪話に戻ったり。江戸だと思って読んでいるといきなり踏み切りやビール瓶、会社員という単語が出てきて妙な気分になれる。いろんな時代に生きた人と生きた人なんでしょうな・・・面白い。
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2007年11月17日
- 本棚登録日 : 2007年11月17日
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