アメリカを代表する短篇作家オー・ヘンリーの作品。
翻訳者は山本ゆうじ。
街角の小さなパン屋を営んでいる40歳の独身女ミス マーサ。
そのパン屋に週2,3度来る中年男は、いつも焼きたてのパンを買わずに“古いパン”を2個買っていく。
その男に恋心を抱き始めたミス マーサは、あれこれと想像をふくらまし余計なお節介のために、みごと振られてしまうのだが…。
でも、ミス マーサは逞しい。
振られても切り替えが早くて未練もなく、また元の生活にあっさり戻ってしまう様が、なんだかユーモアが見え隠れして笑ってしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
英米文学
- 感想投稿日 : 2015年12月19日
- 読了日 : 2015年12月19日
- 本棚登録日 : 2015年12月19日
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