
LGBTQの本棚から
第108回 うちの息子はたぶんゲイ
うっかりときどき口を滑らせることから、うちの息子はゲイなんだな、と察しているお母さんが主人公です。
単純でおおらかで嘘をつくのが下手な兄ちゃんと違い、沈着冷静、クールで頭の切れそうな弟も感づいています。
最初びっくりしたお母さんも、徐々にゲイだろうとなんだろうと、この子は愛しい可愛いうちの息子だ、というところへ何年もかかって一人でひそかにたどりつく……。
息子のために、いつか嘘をつかなくてもいい日がくることを願って。
2019年10月28日
- レビュー投稿日
- 2019年9月23日
- 本棚登録日
- 2019年10月28日