津波!!稲むらの火その後

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  • 汐文社 (2011年8月17日発売)
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感想 : 8

今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊
その43

津波のときに村人を高台にこさせるために、収穫したばかりの稲わらに火をつけた、という「稲わらの火」という実話はみなさんご存知でしょう。
この話は、いま絵本になっているので簡単に読むことができます。
でもこの話の後日談もご存知ですか?
一年生ですから、最初の話を知らないときはまずその一冊から……それから、この本を読んでやってください。
この村長さんは、津波はこのあとも来るだろう、と自分の私財をなげうって、沖に防波堤を作ったのです。
地震学者なんていない時代に、自分が見たこと聞いたことをもとに考え、今の時代とほとんど変わらない結論に達し、その上実際にやってのけたのですから、このかたは本当の天才です。
今の時代に生まれることができたら、どんなにか本人も私達も楽しかったろうに、と思います。
そうして前と同じにこの堤防は何十年もたったのちに、やはり人の命を救ったのでした。

今の一年生は人を助ける話にまっすぐ感動する人が多いので、この村長さんのことも心から尊敬するでしょう。
そうして10年前ならこの話の意味をそもそも理解できずにキョトン、とした顔をする子がたくさんいたと思うのですが、今の子たちは頷くのです。
ほんと、変わった、と思います。

2022/09/14 更新

※こちらは以前も紹介済みですーーーーーーー

稲むらの火、の後日談、堤防を作った話のほうです。
しかし、実にたいした男だったんだねぇ、この人……。

2019/06/27 更新

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 【連載】今日の一冊
感想投稿日 : 2019年6月26日
本棚登録日 : 2022年9月14日

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