今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊
その4
「ぼくは ひとりで」
ベトナムではメコン川が氾濫すると、小学生が自分で小舟をあやつり、学校までいかねばなりません。
果たして主人公は無事に学校にたどりつくことができるのか?
世界を認識できるようになったのは、確かにスマホのせいだと思います。
でもその情報を消化し、自分のものにできるようになっているのはやはり子どもたちの能力が上がっているからだ、と思います。
子どもは子どもに興味があるので、同い年の主人公が出てくる本には惹かれる傾向がありますが、こういう本を一年生に読んでやれるようになるとは夢にも思いませんでした。
つい、10年前までは……。
2022/05/26 更新
※こちらは先月ご紹介しましたが「今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本」として再度ご紹介します。
↓先月のご紹介分はこちら↓ーーーーー
ベトナムでは雨季になると川が氾濫し、学校に行くのに舟を漕いでいかなくてはならないときがあります。
「学校の通学路」という絵本がありましたが、あのなかに舟はあったかしら?
たった一人で初めて舟を漕がなくてはならなくなった少年の不安や喜びを美しい色合いで描き出した一冊です。
全部読むには長いですが、ショートカットして、ぜひ、今年の一年生に読んでやりたい一冊です。
2022/04/26 更新
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カテゴリ:
【連載】今日の一冊
- 感想投稿日 : 2022年4月23日
- 本棚登録日 : 2022年5月26日
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