数詞のひみつ 1本と1個 (調べ学習紙芝居シリーズ 19) 品番:9804-0042

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今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊
その44
「一本と一個」

これは本ではなく紙芝居です。
なので、誰かに演じてもらってそれを聞くのが一番楽しいです。
テーマは、助数詞……。
つまり、一本とか一台とか一個、のような、数を数えることば、です。
英語は複数にはsをつけるだけ、ですが、日本語にはこの助数詞が辞書を作れるほどものすごくたくさんあり、そうしてルールもあるのですが、日本の教育はそれを教えていません。
なのに、使え、といわれるのです。
教えられてないのに、鉛筆は一本でしょ、消しゴムは一個でしょ、と言われ、使わざるを得ません。
教えられていない(考えて使わない)ので、ほとんどの場合は間違って使わない(間違うとなんかへんだ、と感じる)のですが、わかって使っているわけでもない、ということになります。

なのに、なんでも一個、で数えると、日本人は、相手を教養がない、とみなすのです。

枚は、薄くて平たいものを数える
だから、Tシャツは一枚
本は細くて長いものを数える
だからズボンは一本
着は立体を数える
だからスーツは、一着

なんで日本語には助数詞があるのかというと、日本語はそこにあるものをいくつあるかだけではなく、どんな形状なのかも表したい、同時に、と思う言語だからです(つまり、我々は、そういうふうに思考するのだ、ということですね)

サンマが一匹
のときは泳いでるかもしれない
でも
サンマが一本
となったら、もう商品になっている
そうして
サンマが一枚
といったら、開きになってるよ
という意味を含むのです。

この助数詞はとてつもなく面白いので、この紙芝居を読んでもらった人はたいていとても知的に興奮します。老若男女を問わず……。
老人ホームで読んでくれている人がいますが、いつもおばあちゃんたちに
「いやぁ〜、85年、生きてて知らんかったわぁ!」
と喜ばれるのだそうです。
人間、知的に刺激されるのは快感なのよね。

そういうわけで言葉と数えることが大好きな一年生たちも大興奮してくれます。

ちなみによく、なんで紙芝居なの?
絵本にしないの?
ときかれますが、これ、絵本にすると面白さが半減するのです。
やはり、助数詞は黙読ではなく、音読の世界の住人なのだと思います。

2022/09/15 更新

※こちらは以前も紹介済みですーーーーーーー

【タイプ】紙芝居
【サイズ】高さ27cm×幅39cm、厚さ約0.5cm
【材質】紙
【内容】紙芝居8場面、指導解説書1枚
【制作】埼玉福祉会


☆調べ学習紙芝居シリーズ☆

「数詞のひみつ・1本と1個」、「数詞のひみつ・1皿と1切れ」、「数詞のひみつ・1匹と1頭」の数詞を学ぶための3部作の第1作目

数詞とは、ものを数えるときに使う言葉のことです。楽しく数詞のルールを理解することができます。

《内容》
「数詞のひみつ・1本と1個」は数詞のルールを学ぶための紙芝居です。
本、個、枚、片、が登場します。
さらに詳しい、数詞のコラムも載っています。
かわいく見やすいイラストと、かんこ先生の指導解説書で子供たちも楽しんで学ぶことができます。
全8場面(わかりやすい指導解説書付き)

《著者からのコメント》
日本語とは切っても切れない数を数えることば、数詞。そうしてこれにはちゃんと規則があるのです。ここでは、一本と一個の違いを...。(赤木かんこ)

※この紙芝居シリーズのタイトルには、“数詞”という言葉を使いましたが、数え方の接尾語である“本”や“個”は、厳密には助数詞といいます。ここでは、助数詞以外にも数字をテーマとするものを扱いたいと思っておりますので、この[数字+助数詞] も、まとめて“数詞”としてあります。

★サイフク.comからもご購入いただけます★
http://www.saifuku.com/shop/ak/

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 【連載】今日の一冊
感想投稿日 : 2017年7月6日
本棚登録日 : 2022年9月15日

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