ホームタウンの事件簿 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2001年9月21日発売)
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本棚登録 : 85
感想 : 8
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図書館で借りました。
10年以上読みつづけてる作品です。

「私語を禁ず」
「お節介な競売」
「罪ある者の象徴」
「ひとりぼっちの誕生日」
「副業あります」
「天からの声」
「郵便物は宛先不明…」

団地に住むごくごく普通の夫婦が主役。

私が初めて読んだのは確かに二十歳くらい…(笑)
この本、面白いけどちょっと盛りすぎ?なんて、思いながら月日は流れ…全くこの奥様と同じになりました(笑)

一番好きなのは「罪ある者の象徴」
今では一家に一台当たり前の車社会と、一種の名物の電車のラッシュアワー、そして家族、夫婦とは…がテーマになっています。
頑なに電車通勤を拒む夫に不信を持った妻。
そして起こる、不可解な事件。

事件自体は新聞の端の方に載るか載らないかくらいのレベルなんですが、そのリアルさが凄い。
正に心の闇という言葉がしっくり来ます。

あと、子持ちになって見方が変わり、感情移入してしまうのが「ひとりぼっちの誕生日」と「天からの声」
子持ちには涙無しでは読めません!

どれもこれもお勧め。
赤川先生の傑作だと思います!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2014年5月19日
読了日 : 2014年5月19日
本棚登録日 : 2014年5月14日

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