パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)

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本棚登録 : 2093
レビュー : 225
著者 :
akasakeさん 文庫   読み終わった 

群ようこはすごく若い頃から大好きな作家さん。読みながら「そうそうそうそう!」とうなずき、笑い転げていました。
今回もドラマは見ていませんが「かもめ食堂」みたいな感じのお店の扉を開く感じで読み始めました。
やや出生に秘密(?)のあるアキコが亡くなった母の店を自分好みの店にして始める・・・。彼女の家族は猫のたろちゃん。
アキコの心境が前の喫茶店のおばさん、母親時代のお店の常連客、そして現在のお店のお客さん、と、一緒に対応するしまちゃんを通して細かく描かれているなぁ…と、実はこれはメインではない。
たろちゃんの死によってもたらされる、孤独、そして誰かに甘えたい、救われたいと望んだ時に現れる人達。
一番救われたのは「動物は人間と違って生死を重要に考えて無いらしい」だから「泣かれると困ってしまう」。
きっと人間だってそう。死んだ人にとって体が無くなってしまったことはそんなに重要なことではないのでは・・・。
あー、きっとそう。そう思えました。

レビュー投稿日
2013年7月23日
読了日
-
本棚登録日
2013年7月23日
3
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