日常生活に正義はあまり関係ないでしょうとスルーしていたベストセラーを読んでみました。予想したのと違い目からウロコ的な話ではなく、ごく当たり前のことを哲学とかを使って論理的に分析するというもの。面白いのだけれど、とてつもなく眠くなる。眠くなってテキトウに読み飛ばすと、何の話だったっけ?と迷子になるので同じ箇所を何度も読まねばならず時間がかかった。日本人にとってしてみれば、正義というより道義、と言われた方がピンと来る。でもアメリカ人には道義という考え方は馴染みがなさそうだし正義という言葉が響くのかも。巻末に載っていた、「それをお金で買いますか」の予定稿みたいな文章が面白かった。アメリカ社会を理解するのの一助になる本です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月10日
- 読了日 : 2012年9月10日
- 本棚登録日 : 2012年9月8日
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