北斎 富嶽三十六景 (岩波文庫 青 581-1)

制作 : 日野原健司 
  • 岩波書店 (2019年1月17日発売)
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本棚登録 : 214
感想 : 20
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富嶽三十六景(46個ある)を学芸員である筆者が一つずつ解説してくれる美術本。
三大役物と呼ばれる「神奈川沖波裏」「凱風快晴」「山下白雨」はやっぱり別格すなぁ。北斎好きなので色々と満足。

絵画としての面白さのために、現実にはあり得ない構図/場面を描くのも北斎の外連味が為せる技だね。さすが画狂人…。
つか「北斎ブルー」と呼ばれるものが「プルシアンブルー」なわけだけど、スタートはヨーロッパだったんだな。それが印象派にウケたのは、なんというか逆輸入感あるかも。

三大役物以外だと「甲州三坂水面」「東海道品川御殿山ノ不二」「甲州伊沢暁」あたりがお気に入り。「すやり霞」とか知らんかったし、技法的な部分にも興味出てきたなぁ。

本の形態上しょうがないけど、見開きの間の部分がちょい見にくいなー。ある意味こういうのは電子の方が良い…のか?(発色の問題があるかもだけど)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月19日
読了日 : 2023年9月16日
本棚登録日 : 2023年9月16日

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