1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

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レビュー : 703
著者 :
akhrkmrさん 国内そのほか   読み終わった 

Qへの階段
見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです――
ここは1Q84年、謎に満ちた物語が降りてくる世界。

〈青豆パート〉
彼女?は実は凄腕の殺人者であり、どうも依頼人と思しき老女との間で契約でもしているようだ。
「仕事」を行ったあとは無性にセックスがしたくなるようで、中年で、ショーン・コネリーのような頭部を持つ男性が理想。
こちらのパートでは、ある二つの事件について、彼女の記憶が抜け落ちていることが判明する。
狂ってしまったのは私ではなく、世界の方だと類推する青豆。
その世界を「1Q84年の世界」と名付ける。

〈天吾パート〉
塾の数学講師の職に就いている川奈天吾は、小説家志望の男性。
雑誌のライターのような仕事も行い、毎週金曜日の午後には人妻とセックスをする。
担当編集者の小松から、「ふかえり」という女性が書いた『空気さなぎ』の書き直しを求められる。
物語に魅せられるものの文章が致命的なのだ。
天吾が書き直し、新人賞に応募することを提案される。
逡巡しつつも自分の欲求に素直に従う天吾。
「ふかえり」につれられた家で戎野という老人と出逢い、彼の昔話(ある襲撃事件)を聞くことになる。


村上さんの小説は、「風の歌を聴け」「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」に続き四作目です。
今作もちょっと舞台を受け入れるのが難しいですが、読ませてくれます。
2つの世界がどのように響き合うのか楽しみです。

レビュー投稿日
2013年2月18日
読了日
2013年2月18日
本棚登録日
2013年2月12日
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