狂った裁判官 (幻冬舎新書)

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本棚登録 : 152
レビュー : 24
著者 :
あきさん 新書   読み終わった 

「狂った」という表現はややいただけないのでは、と思いつつレビュー。
検察官が起訴した事件は99%有罪になるという、よく知られた慣習の説明から始まり、「裁判官には独立の原則があるにも関わらず、人事を気にするあまりに有罪判決を出す恐れがある」「裁判官という職業は激務であるため負担を減らすために和解を勧める可能性がある」「判決文の理由欄には本来必要ない記述がされている事がある(と、筆者は考えている)」「間違った判例によって判決が下される恐れがある」といった内容が書かれている。
本書では裁判官を退官した理由が記されていますが、この点は相手(筆者の上司)の言い分が分からないので不問としました。
疑問に思われた事に、第四章で小泉首相靖国神社参拝違憲訴訟の判決が長くなっていると批判していますが、両者の気持ちを慮る事はそれほど悪いことなのだろうか、と感じたことです(もし何かこの点について説明している本があれば教えて頂きたい)。
以前に『つぶせ!裁判員制度』を読んだ際にも感じたことですが、ところどころに感情的な表現が見られて、そのことが本の評価を下げる事になっているのでは、と邪推をしてしまいました。

レビュー投稿日
2012年11月18日
読了日
2012年11月18日
本棚登録日
2012年10月3日
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