ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

  • 角川書店 (1997年3月25日発売)
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本棚登録 : 6251
感想 : 694
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表題作を含む9編を納めた短編集。
どれも仕事を持つ自立した女性が主人公で、男たちは頼りないダメ男。
ちょっと昭和っぽい、男女の日常が描かれている。でも古い感じはしないですよ。
関西弁で綴られているのが、心地よい。

直接的な描写がある訳ではないけど、どの作品も色気の漂う雰囲気で、オトナな感じ。
自分は、こんな色気のある大人になれていない、と違う世界の話に感じつつ、でも心の中を見透かされてドキッとする。
やはり私の中にも、この主人公たちは住んでいるのか?

9編の中で「ジョゼと虎と魚たち」は、ちょっと異色かな、と思う。
とても短い話だけどインパクトがあり、やっぱり一番好き。
他は「うすうす知っていた」「それだけのこと」
等が好みかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2022年1月15日
読了日 : 2022年1月11日
本棚登録日 : 2022年1月13日

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コメント 2件

りまのさんのコメント
2022/02/26

aoi-soraさん、おはようございます!
フォローにお返しいただいて、どうもありがとうございます♪aoi-soraさんのレビューを読んで、この本を、読みたくなりました(^^)
aoi-soraさん、すごくかわいい アイコンですね!いいね いただいて、かわいいアイコンが付けられて、嬉しかったです ♡
良い週末をお過ごしくださいね♪

aoi-soraさんのコメント
2022/02/26

りまのさん、はじめまして!
こちらこそ、沢山のいいね&フォローをありがとうございます^_^
本棚拝見しました。
小説だけでなく、絵本や漫画、CDなど、守備範囲が広くて、楽しい本棚ですね。
読んでみたい作品が沢山ありました。
どうぞ宜しくお願いします♡

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