緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

  • 光文社 (2006年7月12日発売)
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本棚登録 : 1492
感想 : 128
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NHKで舞台を現代に移した「シャーロック」というドラマをやっているのを見て、原作を読み直したくなり購入。
現代ミステリーの感覚でいくと謎解きがなんか弱くない?(っていうほど自信もないけど)と思ったが、赤川次郎の巻末エッセイで、まさにそのようなことが書いてあって納得。
犯人のバックグラウンドストーリーは読み応えじゅうぶんで惹き込まれた。
ホームズとワトソンの出会いは、へーそうだったのか、と確認。ワトソンが、思いのほか素直というか、出会ってそこそこのホームズをすっかり尊敬して信頼している姿がラブリーだった。
ホームズシリーズは主に小学生のころ、ワクワクしながらたくさん読んだものだが、あの頃は何を楽しんでいたんだろう?やっぱりホームズの名探偵ぶりがかっこいいからかなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ざっくり古典
感想投稿日 : 2013年3月11日
読了日 : 2013年3月11日
本棚登録日 : 2013年3月10日

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