月夜の島渡り (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 344
レビュー : 40
著者 :
秋待さん  未設定  読み終わった 

 好きです、恒川さん(真顔) 沖縄を舞台に、不気味で不思議な世界を美しく描く短編七作。ニョラやクームーといった聞き慣れない語感の言葉の数々に、柔らかい方言の響き、リアルの中にじわりと紛れ込む幻想の風景、得体のしれない生物やヒトビトの存在感。今作も恒川ワールドにどっぷり浸かりこみました。
 描写や設定が一番好みだったのは「弥勒節」。クライマックスの胡弓の演奏シーンは圧巻です。
 個人的に一番怖かったのは「夜のパーラー」。解説にもありましたが、七作の中で最もファンタジー要素が少ないこの作品で、他のどれより背筋が寒くなりました。

レビュー投稿日
2015年2月3日
読了日
2015年2月3日
本棚登録日
2015年2月3日
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