城を噛ませた男 (光文社時代小説文庫)

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本棚登録 : 137
レビュー : 16
著者 :
秋待さん  未設定  読み終わった 

 表題作を筆頭に良作揃いの、戦国を舞台にした短編集。解説にもありますが、展開や盛り上がりどころが計算され尽くされていて、抜群の安定感があります。以下、話ごとに軽くコメント。
「見え過ぎた物見」:物理的な意味での「見る」と、先読みという意味での「見る」、二つの「物見」が話に重なってくるラストが絶妙。
「鯨のくる城」:あたかも作者がその目で見てきたかのような、捕鯨シーンの迫力が凄まじい。
「城を噛ませた男」:昌幸の顔が笑み崩れるシーン、ほとんどホラー(怯)
「椿の咲く寺」:五作品の中で、これだけはちょっとロマンチストな印象。彦蔵さんのせいですな(笑)
「江雪左文字」:時代を何度も行き来するので序盤は入りこみにくかったけれど、最後への繋がりで全て納得。

レビュー投稿日
2014年11月6日
読了日
2014年11月6日
本棚登録日
2014年11月6日
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