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この父にして―素顔の斎藤茂吉 (1980年) (講談社文庫)
- 斎藤茂太
- 講談社 / -
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長男次男が父親について語ってます。
自分の父親をここまで、赤裸々に話しているけどどこか飄々としていて
さわやかである。
長男と次男、精神科医と作家(これはどっちもか)
で親に対する目線が違うのも面白かった
2011年6月19日
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人間の証明 (ハルキ文庫)
- 森村誠一
- 角川春樹事務所 / -
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やはり面白かった。
西条八十の詩がすごく叙情的で心にしみる。
この詩をキーにして棟居と被害者の心情がシンクロしていくのがいい。
気がつくと読者の自分もその流れに同調してしまってて、棟居と被害者と自分の三者の想いが勢いになって一気に読み進んでしまった感じだった。
家族と過ごした暖かい想い出を麦藁帽子の詩が呼び起こすのだろうか、多くの人の心をひきつける魅力がわかった気がした。
本来のミステリーとしての謎解きへ進んでいく方向性が、
いつのまにか、「人間の証明」を希う方向性へとすり替わる、まではいかないが二つの目的を持ってラストへ進んでいくようだった。
伏線のしまい方が意外性があったけどそこまで結び付けなくてもとも感じた。
一方で登場人物全員に救いが残されていなくて、残酷であり結構現実的だった。
2010年8月6日
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バカの壁 (新潮新書)
- 養老孟司
- 新潮社 / 2003年4月10日発売
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バカの壁というタイトルは斬新である。
バカの壁自体については一章で大体説明していて、後の章ではヒトがバカの壁をもつことを踏まえたうえで、「無意識」「個性」「共同体」についての説明などが続く。
口述筆記をまとめたとのこと。
印象に残ったのは、「万物流転、情報不変」のところ。
また2003年刊行であるゆえか、時事ネタが多少古く感じたのと、世界情勢が変わってきているので、そこは承知してよんだほうがいいかも。
2010年8月2日
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「超」勉強法 (講談社文庫)
- 野口悠紀雄
- 講談社 / 2000年3月15日発売
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・受験生用とビジネマン向け用を区別しているのはありがたい
・三つの原則、興味関心をもつ、全体を理解する、八割理解はなるほどと納得
興味関心については今までの経験上痛感。全体理解は実践してみたい。
八割理解は学生時代テストでやってはいたが、通常の勉強でも応用したい
・出来る人は自然と身につけてるだろうなという部分もあるが、英語の丸暗記法と、数学のパラシュート法は目からウロコ。
・国語の速読法も驚いた。小説以外の本は必ずしもはじめから読まなくともよい、とのこと。要は内容が理解できればいいので、ストーリーを追う必要がないわけだ。
・いくつになっても勉強は可能との言葉にはげまされる。
2010年8月2日
図書館で借りて読みました。
男性主人公だし、
今まで既読のものと少し傾向違うかも。
最後少し駆け足だったような、、、
主要人物のその後が気になります。
2009年9月23日
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黒死館殺人事件 (河出文庫)
- 小栗虫太郎
- 河出書房新社 / 2008年5月2日発売
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三月は深き紅の淵を
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終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
- アガサ・クリスティー
- 早川書房 / 2004年8月18日発売
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三月は深き紅の淵を
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嵐が丘 (新潮文庫)
- E・ブロンテ
- 新潮社 / -
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三月は深き紅の淵を
2009年9月19日
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僧正殺人事件 (創元推理文庫)
- ヴァン・ダイン
- 東京創元社 / 1959年6月20日発売
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三月は深き紅の淵を
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スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- アガサ・クリスティー
- 早川書房 / -
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三月は深き紅の淵を
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あなたに似た人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 22-1)
- ロアルド・ダール
- 早川書房 / 1976年4月20日発売
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三月は深き紅の淵を