単語の構造の秘密: 日英語の造語法を探る (開拓社言語・文化選書 14)

著者 :
  • (株)開拓社 (2009年10月1日発売)
2.75
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 21
感想 : 4
3

造語法の本であるが、半分はアクセントの話。それくらいアクセントと造語の関係が密接だと言うことを知った。
一冊の本で、少なくとも2つ3つの新発見があるのが嬉しい。この本では、以下が新鮮であった。
右側主要部の規則:複合語は右側に意味の中心を持つことが多い。品詞もそれに従う。このルールがわかるだけで、未知だった単語「Bottle-green」が”暗緑色をした”という形容詞であることが予想できる。
複合語強勢と意味関係:
English teacherは「英国の先生」「英語の先生」の2つの解釈があるが、アクセントの違いではっきり、それが示される。

やはり、普段から聞いて話さなければ、習得はありえない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 言語
感想投稿日 : 2017年10月25日
読了日 : 2017年10月25日
本棚登録日 : 2017年8月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする