知のトレッキング叢書 日本人と漢字

著者 :
  • 集英社インターナショナル (2015年11月26日発売)
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感想 : 5
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最後まで楽しく読めました。

笹原さんは随分と優しめに書かれていますが、漢字のダシにしたクイズ番組やWebニュースの見出しには僕も疑問に思う部分が多かった。

同様にして、「ら」ぬきやコンビニ敬語も、説明できる背景があって受け入れられた結果であるのにマナーの押し付けで笑い者にされる。そう言うのは楽しくありませんねと、説いていらっしゃる。

さて、中身はと言うとこれまた素晴らしく、驚きの連続でした。人よりかは注意深く文字に触れてきたつもりでしたが、全く別次元。書記文字に関しては、他の言語と全く異なる日本語です。この分野の研究がもっと進みますように。せっかくだから、つぎは記号論の本でも読んでみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 言語
感想投稿日 : 2020年5月28日
読了日 : 2020年5月28日
本棚登録日 : 2019年10月15日

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