アムリタ(上) (新潮文庫)

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本棚登録 : 3649
レビュー : 270
著者 :
akitukiyukaさん とある家族の話   読み終わった 

再読。
妹で女優だった美しい妹が自殺し、その恋人と一線を越え、弟が不思議な能力を開花させてしまい、主人公の私はバイトへ向かう途中に強く頭を打って記憶の大部分を失った。
そうして喪失を抱えた日々に訪れる、世界からの誘い。
高知、サイパン、そこで出会った不思議な人々。
そして妹の元恋人、竜一と築きなおす関係のもたらすもの、動いていくことを止められないからこそのいとおしさ。
初期の長編。

初期の、と付けずとも、こんなに長いものを吉本さんはこれ以降書いていないと思う。(王国シリーズは、いちおう巻数分かれてるし…)よしもとさんのすごいところは、長編でも短編でも密度がほとんど変わらないことだと思う。
初期のころの、熱帯雨林のような空気感が懐かしく、肺においしい。

レビュー投稿日
2017年9月2日
読了日
2017年8月25日
本棚登録日
2017年9月2日
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